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Robert Glasper Experiment Live At The Cotton Club

12月20日にロバート・グラスパー・エクスペリメントのライブを見てきました!最終日のセカンドセットですね。ほんとは何セットか見に行きたかったんですけど、予定が合わなくあえなく断念。残念。
ロバート・グラスパーはちょいちょいコットンクラブに来ていて、前回前々回と見に行ってます。毎回そうなんですが、見終わったあとにおもうのはなんで全公演見なかったんだろうってことですよなんで全公演見なかったんだろう!ほんといいライブでした。

前々回の来日のときはドラムのクリス・デイブが急遽日本に来れなくて代わりにエリック・ハーランドが、前回は急遽だったかどうかは忘れましたけどジャマイア・ウィリアムスがついて来てました。どっちも大好きなドラマーですが、グラスパーのレギュラードラマーがクリス・デイブな感が強いのと、そんなことは関係なしにクリス・デイブのドラムが神がかってるのとで毎回残念ではありました(代役も怪物ドラマーですけどね)
そんなこともあって、今年もどうせ急遽みたいなことになるんじゃないかとおもってたんですけどね、来てくれましたよクリス・デイブ!クリス・デイブへの拍手が多かったのはそういう思いが強いひとが多かったからなんだとおもいますクリス・デイブ!もうそんなで(クリス・デイブ!)エクスペリメント完全版で(クリス!デイブ!)来日な(クリス・デイブ)感じでクリスデイブです。

クリスデイブデイブクリスブーブクリコ言ってますけど来てた全員すごくて。とんでもないやつらです。全員ががっつり同じ音楽性で。ヒップホップ界隈とジャズ界隈を行き来し過ぎだこのやろうってひとたちで、ヒップホップ、R&Bの色んなところでひょっこり名前を見ます。

まあ色んなドラマーとのグラスパー見ておもったのはクリス・デイブが一番、この人たちによく言われてるジャズとヒップホップの融合みたいなのにしっくりきてるなって。がっつりヒップホップなCDでドラム叩いてたり、プロデューサーで参加してたり、こないだもマックスウェルのツアーについてったりで、そりゃまあそうかって感じではありますけど。一緒に来てるメンバーってのもあるのかな。ベースは今までのヴィセンテ・アーチャーより今回来たデリック・ホッジのほうがはるかにヒップホップ色が強いですしね。このひとのエレベが好きなひとがあんまり周りに居ないんですが、けっこうツボです。音。

見てきたドラマーの印象としてはおととしのエリック・ハーランドに関しては叩きまくっててかなりハードで怒涛な感じ、テクニックやばいこのひと。ジャマイア・ウィリアムスはテクニックはもちろん、結構叩くのに繊細で、変化に富んでて、トリオってフォーマットにメッチャしっくり来てました、一番ジャズっぽい。クリス・デイブはハードなんだけど、シンプルにも叩けて、柔軟で、おもったより全然自分が自分がって感じではなかったです。

クリスってテクニックはすごいあるんですけど、どっちかというとアプローチのしかたとか音作りのほうにビリビリ来ます。テクニカルなのにもビリビリ来ますけど。だからもう、どっちにビリビリ来てるのかわかんないんですけどね。ほんとは。新鮮な感じです。
なんですか、めちゃシンプルなヒップホップ感満載のビート叩いててもジャズっぽいアプローチでどんどん音楽に対応していってね。叩きまくったら叩きまくったで持ってくしで。言い出したらキリがないですけど、とにかく、なにかと勉強になりました良かった。

良かったといえばコットンクラブのホームページに載ってたモスデフからのグラスパーのライブへのメッセージがすごい良くて。まさにそうだなって。全部言ってくれたなって。全部言ってくれてるのでほんとこれを貼ってしまえば、ここから上の文章ぜんぶ要らないんですけどね(え)


彼のようなアーティストは、いつでもどこでも重要だ。伝統に根ざし、伝統を理解して尊敬しつつ、伝統に飲み込まれることなく芸術の形態を先へ進める人物だ。深く掘り下げ、創意工夫に溢れている。悩殺プレーヤーであるというだけでなく、彼の音楽からは、どでかい想像力、幸福感、喜びといったものを感じる。彼の演奏には音楽のエクスタシーがある。彼の演奏スタイルの何かが聴衆を幸せにするんだ。彼の演奏テクニックは、彼の想像力と同じようにすごい。彼のそばにいられることに感謝するよ。ヒップホップは孤立した現象として見られているが、彼の守備範囲はミンガスからディラまでと広い。ロバート・グラスパーは、タイムリーであり永遠であるんだ。
―モス・デフ



永遠であるんだ。ですよ!なんかおなじ日本語なのかっていうぐらい言葉の深みとか字体とかがちがいますが、ほんとそうだなって。音楽を聴いてて「あ〜〜〜かっけ〜〜〜」とか「うお〜〜〜うめ〜〜〜」とか、「うお〜〜〜変態〜〜〜〜」でもいいですよ、とにかくそんな風になることってありますけど、そういうのを全部含めて、聞いてて「うお〜〜〜好き〜〜〜」ってなる音楽って少ないとおもいます。そういうのってほんとにいい音楽だなって。グラスパーの音楽はまさにそれで、しかも彼らったら悩殺プレイヤーで。すごいね。上手いのに旨みがいっぱいで。上手いこと言ってて。

「あ〜〜〜好き〜〜〜」な感じはディラの最初のころの作品聞いててもなりますね。ミシェル・ンデゲオチェロのピース・ビヨンド・パッション、コンフォートウーマンとかの感じも完全にそれ。なんなんでしょうね、「あ〜〜〜気持ちいい〜〜〜」の要素もはいってくるのかな。とにかくエクスペリメントは間違いなく気持ちよかったです。気持ちいい=ループみたいな図式を覆してました。柔軟で音楽がどんどん変化してくのにずっと気持ちよかったです。
いわゆるなコンテンポラリージャズなんてもう一生聴かねえぞっておもいましたよね。まあ、おもったものの全然聴きますけどね。

そういえば、少し前のドラムマガジンのインタビューでジャマイア・ウィリアムスが同年代で影響を受けたドラマーを聞かれて、個性があるってことでエリック・ハーランドとナシート・ウェイツの名前を出してましたが、ナシートの名前が出てきたのがわりかし意外だったんですけど自分も好きなだけに嬉しくて。そしたら実はモス・デフとタリブ・クウェリのプロジェクトに参加してたりで、意外とつながりがなさそうなところでもつながってるなって。ていうかジャマイアってこの二人よりもういちょい若い気がするんですが。

ナシートもモスデフの言う 伝統に根ざし、伝統を理解して尊敬しつつ、伝統に飲み込まれることなく芸術の形態を先へ進める的なアーティストだとおもうんですけどね。ジェイソン・モランもね。いまいち人気が出ないのは、音楽性がグラスパーとかより暗いから?完全にジャズ屋だからってのもあるんでしょうか。

話が飛びまくるんでおやすみなさい。

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